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東日本大震災~塩釜にて~ [100km団長]

 3月11日に東北、関東を中心に起こりました大地震、皆様ご無事でしょうか?新聞、テレビでの報道を見るたびに心が張り裂けそうな思いで一杯になります。今でも夢であってほしいと思います。大変な被害を受けられ、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。また被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

 3月10日以来のブログになります。今日までの間色々なことがあり、自分自身も整理が出来ずにいました。3月11日は國分副団長と共に二戸を8時に出発し、100キロ徒歩の旅の団長研修に宮城県の塩釜におりました。海辺から近い塩釜グランドパレスの2階で13時から行われた研修に参加中でした。地震当時、ひどい揺れに立っていられず、机の下に急いで逃げました。少し揺れも収まり、3階から非難経路を通って高台に逃げました。大津波警報が発令され、しばらくすると高台の上のほうで海を見ていた人から「津波が来たぞー」という声で海岸を見ると大きな波が家や車を巻き込んでいく様を目の当たりにし、自分の命の危機も感じました。ホテルの1階のロビーまで浸水し、壁も崩れているところも何か所かありました。電気、水道、電話も不通になり情報も全くないまま、その日は余震に怯えながらテーブルクロスに身をまといロウソクを片手に一晩を過ごしました。七ヶ浜で爆発があり、暗い夜空に真っ赤な炎が上がっていました。

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 次の日の朝、奇跡的に流されなかった國分副団長の車で、塩釜JCの友人に裏道を教えてもらいなんとか塩釜から出ることが出来ました。黒い泥に覆われた商店街、津波により浸水、被害を受けた住宅を目の当たりにし前日では考えられなかった光景に目を疑いました。なんとか9時間かけて二戸に到着し、家族と再会しました。後日報告があり、団長研修に参加されていた全国各地から集まった48名は無事に帰宅されました。

 今回の地震、津波被害を目の当たりにし、本当に大きな被害に逢われた沿岸の方々の安否が心配です。私の大槌町に住んでいる妹夫婦も日曜日の深夜に安否が確認され安心しました。

 まだまだ現地では多くの方々が深い悲しみと共に頑張っています。私たち青年会議所メンバーとしても、個人としても今後長期的な支援をしていかなくてはならないと思います。まず私たちに出来ることをしっかりと冷静に考え、少しでも多くの方々の支援ができればと思います。今できること、皆さんで考えて行動していきましょう。そして、沿岸のみなさんの少しでもお役に立てればと強く思います。

 一人の力では何もできないかもしれません。しかし皆さんの力が集まれば大きな力になります。皆さんで沿岸地域に大きな力を贈りましょう。今後、青年会議所の支援等もこちらのブログを使いご紹介してまいります。


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コメント 2

沼chan

本当に無事でよかった。
妹さんも無事とのこと、本当によかった・よかった。

ブログ読んで本当にヒドい状態だったんだと改めて思っています。

本当に無事でよかった。
by 沼chan (2011-03-17 16:04) 

せんむ

ようやくPCの前に座る事が出来ました。支援物資のお届出来ずに心苦しく思っています。
 塩釜での一部始終、現場の状況と恐怖感が伝わってきました。本当に命があって良かったですね。
 
by せんむ (2011-03-19 12:06) 

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